AviUtlでテキストを挿入する方法

動画にタイトル・字幕・テロップを入れる時、AviUtlでは テキストオブジェクト を介してテキストを管理します。「Tアイコンをクリックして直接入力」とは違うAviUtl流の2段階手順を理解すれば、フォント変更・縁取り・影・アニメーションまで自在に扱えるようになります。本記事ではテキスト挿入から装飾、制御文字を使った高度なアニメーションまでを画像付きで解説します。

「AviUtlでテキストを入れたいのですが、Tマークがどこにもありません。他の編集ソフトみたいに直接テキストを書くことはできないのでしょうか?」

Yahoo!知恵袋(動画/映像 / 2024年7月)

📝 本ガイドで習得する操作

操作 ❶ テキストオブジェクトの追加と文字入力(2段階手順)
操作 ❷ 位置/サイズ/表示時間の調整(プレビュー直接操作)
操作 ❸ 文字色/影/縁取り/フォント/字間行間の装飾設定
操作 ❹ フィルタとくにアニメーション効果+制御文字での1文字単位制御

AviUtlのテキスト機能は無料の中では極めて優秀ですが、より自由度の高い文字演出を視野に入れているなら、After Effectsの7日間無料体験と並行して触ってみるとAviUtlの「ここから先」が見えてきます。

AviUtlのテキスト機能は単なる文字表示にとどまりません。動画のメッセージ性を高め、視聴者の理解度を上げる強力なツール。解説動画・Vlog・ゲーム実況など字幕多用ジャンルで本領を発揮します。

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❶ 基本手順 — テキストオブジェクトを作って文字を入れる

多くの動画編集ソフトは「Tアイコンをクリック → 直接入力」ですが、AviUtlは テキストオブジェクトをまず作る → 中に文字を入れる の2段階。この流れに馴染めばあとは早いです。

1-1. テキストオブジェクトを追加する

  1. タイムラインの空白部分を 右クリック
  2. 「メディアオブジェクトの追加」を選択
  3. サブメニュー「テキスト」を選択

タイムラインに新規テキストオブジェクトが追加され、画面右上に 設定ダイアログ が現れます。

メディアオブジェクトの追加メニュー

https://www.fu-non.net/wp-content/uploads/2022/07/funon_teacher_80.jpg

テキストオブジェクトは「文字情報を入れる箱」のイメージ。箱を置いて、その中に文字や装飾を入れていくと考えると理解しやすいです。

1-2. 文字を入力する

設定ダイアログ最下部のテキストボックスに表示したい文字を入力。入力した文字はリアルタイムでプレビュー画面に反映 されます。

テキスト入力欄とプレビュー反映

1-3. プレビューで確認する

タイムラインの再生ヘッド(縦線)を テキストオブジェクトの表示時間内 に合わせれば、文字の表示状態を確認できます。何も見えない時は再生ヘッドがオブジェクトの範囲外にある可能性大。

再生ヘッドとプレビュー画面の対応

❷ 位置/サイズ/表示時間の調整

テキストは動画レイアウトに合わせて自由調整できます。プレビュー画面で直接ドラッグ操作できる点がAviUtlの強み。

2-1. 位置と大きさ

操作 方法
位置移動 プレビュー上のテキストをドラッグ
サイズ変更 設定ダイアログ「拡大率」/プレビュー四隅ドラッグ
縦横比固定拡縮 Altキー + プレビュー上ドラッグ

テキストの位置とサイズ調整

2-2. 表示時間とタイミング

  • 長さ調整: タイムライン上のテキストオブジェクト 左右の端をドラッグ
  • タイミング調整: オブジェクト全体を左右にドラッグ

表示時間とタイミングの調整

https://www.fu-non.net/wp-content/uploads/2022/07/funon_teacher_80.jpg

表示時間は動画テンポと内容で決めます。短すぎれば読めず、長すぎれば間延び。字幕は話すスピードに合わせ細かく調整するスキルが要求されます。

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❸ デザインと装飾 — 設定ダイアログを使いこなす

3-1. 文字色

設定ダイアログ「文字色」をクリック → カラーピッカー → 好きな色を選択。

文字色設定

3-2. 影色・縁色

テキストに立体感を付与・背景とのコントラスト確保で視認性UP。「影色」「縁色」をそれぞれクリックして色を指定。背景が複雑な動画では 縁色を付けて埋もれ防止 が定番。

影色と縁色の設定

影や縁はテキスト視認性を劇的に上げる重要要素。YouTube等は視聴環境がバラバラなので、読みやすいデザインを心がけましょう。プロ動画は影/縁を効果的に使って文字を浮かび上がらせています。

3-3. フォント変更

設定ダイアログ「フォント」項目から、PCにインストールされているフォントを選択。動画テーマ・ターゲット層に合わせて最適なフォントを選びましょう。

フォント選択メニュー

3-4. 影/縁の表示モード

設定ダイアログでは 影付き ・ 縁あり ・ 通常 のいずれか1モードのみ選択可能。影と縁の両方を同時に適用したい場合は、後述のフィルタ機能が必要

影/縁モード切替

3-5. 文字揃え(アラインメント)

中央/左/右揃え等を設定。この設定はテキスト回転の中心点(アンカーポイント)にも影響 するので、アニメ付与時は要注意。

文字揃え設定

3-6. 字間・行間

文字同士の間隔(字間)・行間隔を調整。読みやすさに直結する重要設定です。

字間と行間の調整

3-7. ボールド(太字)とイタリック(斜体)

テキスト強調・デザイン的アクセントに使用。

太字と斜体の切替

❹ 応用 — フィルタと制御文字でプロ品質に

4-1. フィルタ(エフェクト)を追加して表現拡張

テキストオブジェクトにフィルタを追加すると、表現の幅が桁違いに広がります。設定ダイアログ左下の 「+」ボタン から追加。

フィルタ種類 用途
縁取り 影+縁の両立(設定ダイアログでは不可)
シャドウ 影のぼかし/距離/角度を詳細制御
アニメーション効果 フェード/スライド/回転などの動き付与
グラデーション 文字色にグラデーションを適用
モザイク/ぼかし テキスト一部隠蔽/雰囲気変更
https://www.fu-non.net/wp-content/uploads/2022/07/funon_teacher_80.jpg

フィルタは無限の可能性を秘めています。とくに「アニメーション効果」はテキストに命を吹き込む鍵。セリフに合わせて文字がポンと飛び出す演出は、視聴者の注意を引きつけ動画への没入感を高めます。

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4-2. 制御文字で1文字単位の制御

AviUtlのテキスト編集をプロレベルに引き上げるのが 制御文字。タイムラインを増やさずに1文字単位で速度/色/サイズ/位置を制御できます。

制御文字 効果
<r数値> 表示速度(タイプライター風出現の速度)
<w数値> 指定フレーム数だけ表示を一時停止
<c> 色の指定
<s> サイズの指定
<p> 位置の指定
https://www.fu-non.net/wp-content/uploads/2022/07/funon_teacher_80.jpg

制御文字はAviUtlならではの強力機能。セリフに合わせた文字表示・特定文字だけ色を変える等で絶大な効果。最初は難しく感じますが、慣れると手放せなくなります。

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4-3. カスタムフォントの導入

AviUtlはPCにインストール済みのフォントを使えます。フリーフォントや商用フォントを新規インストールすれば、動画の個性をさらに際立たせられます。Windowsでフォントを ダブルクリック → インストール → AviUtlを 再起動 すれば認識されます。

より自由なテキスト表現を求めるなら、After Effectsの7日間無料体験でテキストアニメーターを試してみる手があります。AEなら1文字単位での縁取りグラデーション/3D文字/ランダム揺れまでGUIだけで設定でき、AviUtl制御文字の発展形を体験できます。

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ここで押さえた要点

AviUtlのテキスト編集は テキストオブジェクトを作る → 中に文字を入れる → 設定ダイアログで装飾する → フィルタや制御文字で動かす の4段階。基本→装飾→応用と順に積めば、字幕からタイプライター演出、グラデーション・3D風表現まで届きます。動画の伝わり方を変えるのはテロップ品質。設定ダイアログとフィルタの組み合わせを試行錯誤して、自分の演出パターンを作っていきましょう。


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