AviUtlでエフェクトを適用する基本の方法

AviUtlでオブジェクトにエフェクトを適用する際には、いくつかの方法があります。レイヤー全体にまたがって複数オブジェクトに対して一括してエフェクトを適用したり、1つのオブジェクトに限定してエフェクトを適用することも出来ます。しかしまずは、最も標準的な1つのオブジェクトに対するエフェクトの適用方法をしっかりとマスターしておく必要があるでしょう。このページでは1つのオブジェクトに限定してエフェクトを適用する、最も標準的なエフェクトの適用方法についてご紹介しています。

最も標準的な1つのオブジェクトへのエフェクト適用方法

1つのオブジェクトに対してエフェクトを適用する方法です。

設定ダイアログの展開

エフェクトを適用したいオブジェクトを選択したら、設定ダイアログを開きます。設定ダイアログがまだ開いていない状態の場合には、エフェクトを適用したいオブジェクトをダブルクリックします。ダブルクリックで「設定」ダイアログの表示をON/OFFと切り替えることが出来ます。

エフェクトの適用

設定ダイアログの右上に表示されている[+]のアイコンをクリックすると、エフェクトの全一覧が表示されます。この中からお好みのエフェクトを選択することでエフェクトを適用することが出来ます。

エフェクトが追加された

エフェクトが追加されると、設定ダイアログの下部に追加したエフェクトが表示されます。さらにプレビュー画面でオブジェクトを見てみると、実際にどのようなエフェクトの結果となっているのかを確認することが出来ます。

エフェクトの調整

エフェクトの値やかかり具合を調整する

適用したエフェクトの調整も設定ダイアログから行います。設定ダイアログ内で調整を行いたいエフェクトの項目を見ると、調整可能なプロパティが表示されています。調整できる項目は各エフェクトによってさまざま異なります。スライダやチェックボックスを操作して、エフェクトの値を調整してみましょう。

エフェクトを一時的にオフにする

エフェクトの右横に表示されているチェックボックスのON/OFFで、エフェクトのON/OFFをコントロールすることが出来ます。エフェクトの適用前と適用後の映像の変化を確認するときにも重宝する項目です。

エフェクトの削除

適用したエフェクトを削除する場合には、設定ダイアログ内で削除したいエフェクトを「右クリック」し、「フィルタ効果の削除」を選択します。これだけでエフェクトの削除が可能です。

エフェクトのリセット

適用したエフェクトを一度元のパラメータの状態に全てリセットしたい場合もあります。その場合には、「右クリック>設定の初期化」からエフェクト効果のリセットを行うことが出来ます。値を一度全て戻して、もう一度初めからエフェクトの適用設定をし直すことが出来ます。

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