AviUtlで高解像度の画像を読み込もうとした瞬間、「1280×720を超える画像サイズのファイルは編集できません」 というエラーが出て手が止まったことはありませんか。4Kやフルサイズで撮ったデジカメ写真をスライドショーに使いたいのに、AviUtlの初期設定のままでは弾かれてしまいます。原因は AviUtlの「最大画像サイズ」設定がデフォルトで小さい ことが多いですが、それだけではない複数の要因が絡む場合もあります。
本記事ではAviUtlで大きな画像が読み込めない時の6つの原因と解決策、画像フォーマット問題への対応、メモリ不足の対策までを順を追って解説します。
「デジカメで撮った写真をAviUtlに読み込もうとすると『画像サイズが大きい』エラーが出ます。設定を変えればいいと聞いたのですが、どこを触ればいいのでしょうか?」
ある利用者の質問(Yahoo!知恵袋 2024年6月)
AviUtlで画像を読み込むには、事前の設定と適切なプラグイン導入が鍵となります。エラーメッセージの内容を確認して、原因に応じた対処を行いましょう。
AviUtlで画像サイズの壁にぶつかった経験があるなら、Premiere Proの7日間無料体験のように 解像度の制約が緩い編集環境 も比較しておくと、長期的な選択肢が増えます。
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画像読み込み失敗の6つの原因と対策
AviUtlで画像が読み込めない問題には、典型的な6つの原因があります。それぞれの原因と解決策を順に確認します。
原因① 画像サイズが大きすぎる
高解像度画像の読み込み時にエラーが発生する場合、AviUtlの「最大画像サイズ」設定が低いことが原因。デジカメやスマホの写真は通常フルHD以上のサイズなので、初期設定のままでは弾かれます。
対策A:AviUtlの「最大画像サイズ」を変更
読み込みたい画像の解像度より 最大画像サイズが低い と読み込めません。設定を画像解像度より大きくします。

設定手順:
- AviUtlメニュー「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」
- 「最大画像サイズ」項目に、画像解像度より大きい値を入力
| 用途 | 推奨設定値 |
|---|---|
| フルHD画像 | 幅:1920以上 / 高さ:1080以上 |
| 4K画像 | 幅:3840以上 / 高さ:2160以上 |
| 余裕を持たせる | 幅:4000 / 高さ:4000 |

設定後はAviUtlを再起動して反映。設定可能な数値は 8の倍数のみ です。

最大画像サイズを大きくしすぎると、PCのメモリ不足を招き、動作が重くなる原因にもなります。ご自身のPCスペックと編集内容に合わせて、最適なサイズを設定しましょう。
対策B:画像ファイルを事前にリサイズ
AviUtl側の設定変更が最も手軽ですが、低スペックPCで長時間の編集を行う場合はメモリ不足を招く可能性も。そんな時は事前に画像編集ソフトで 画像のサイズを小さくしておく のも有効。これでAviUtlへの負荷を軽減できます。
Windows 10標準の「フォト」アプリでも簡単にリサイズ可能。オンラインの画像リサイズツールも活用できます。

原因② 画像フォーマットが未対応
「画像ファイルの読み込みに失敗しました 対応していないフォーマットの可能性があります」というエラーは、AviUtlが対応していない形式を読み込もうとしている可能性が高いです。
対策A:一般的な画像フォーマットを使う
AviUtl単体(初期状態)で読み込めるのは JPEG・PNG・BMP など限られた形式のみ。これ以外の特殊形式やPDFを画像として扱おうとするとエラーが出ます。撮影機器の画像保存方法を変更できる場合は、JPEGやPNGに設定しておきましょう。
画像形式はファイルを右クリック→「プロパティ」で確認できます。


クリスタ(.clip)やLive2Dなどの特殊な形式は、直接AviUtlで読み込むことはできません。一度JPEGやPNGなどの一般的な画像形式に書き出して使用しましょう。
対策B:L-SMASH Works File Readerを導入
L-SMASH Worksは動画/音声の入力プラグインとして有名ですが、一部の画像形式にも対応 しています。AviUtlを使ううえで必須レベルのプラグインなので、これを導入すると読み込み可能な形式が大幅に増えます。
AviUtlに動画(mp4)ファイルを読み込む方法
AviUtlで動画編集を始めようとMP4ファイルをドラッグ&ドロップした瞬間、「ファイルの読み込みに失敗しました」というエラーに出くわした経験はありませんか。AviUtlは
対策C:exedit.iniに拡張子を追加
AviUtlフォルダ内の exedit.ini をテキストエディタで開き、読み込みたい画像の拡張子を追加します。
exedit.iniは拡張編集プラグインのファイル処理方法を決定する設定ファイル。例えば WebP を扱いたい場合は [extension] セクションに .webp=画像ファイル を追記します。
対策D:aviutl.iniに拡張子を追加(ファイル選択ダイアログ用)
exedit.iniに追加してもAviUtlの「ファイル→開く」ダイアログで拡張子が見えない場合、本体フォルダの aviutl.ini をテキストエディタで開き、該当入力プラグインの filefilter セクションに拡張子を追記すればダイアログで選択可能になります。
🔄 Adobeで完結させる手もある:AviUtlの画像サイズエラー対策(最大画像サイズ・キャッシュ調整・LargeAddressAware等)は、32bitアプリ特有の制限から逃れられません。Premiere Proの7日間無料体験は64bitネイティブで、8K画像/RAW画像 も初期状態から読み込み可能。スペシャルな設定を覚えずに画像を扱いたいなら検討する価値があります。
原因③ ファイルパスやファイル名に問題
画像ファイルの保存場所や名前に問題がある場合も、読み込みエラーの原因になります。
- 長すぎるファイルパス・特殊文字:ファイル名やフォルダ名に環境依存文字、特殊記号(¥ / : * ? ” < > |)が含まれているとAviUtlが認識できない
- 参照できない場所:管理者権限が必要なフォルダや、ネットワークドライブに保存されていると読み込めない
解決: 画像を半角英数字のみの短いファイル名に変更し、Cドライブ直下などシンプルなパスへ移動。外付けHDDやNASに置いている場合は内蔵SSDに移動すると読み込み速度も改善します。
原因④ PCのメモリ不足
高解像度画像を多数使ったり、長時間の編集を行ったりするとPCメモリが不足してAviUtlが画像を読み込めなくなることがあります。
メモリ使用量を最適化する5つの方法
- 「最大画像サイズ」を必要以上に大きくしない
- 「LargeAddressAware」の有効化:32bitアプリは2GBまでしか使えないが、これで64bitOS下では4GBまで使える。ただしAviUtl 1.10以降は常に有効化されており設定項目から削除済み
- キャッシュサイズの調整:「ファイル→環境設定→システムの設定」で調整。プレビュー時の動作改善
- InputPipePluginの導入:L-SMASH Worksを別プロセス実行させてAviUtl本体のメモリを軽量化
- PCのメモリ増設:根本対策。動画編集には最低4GB、推奨8GB以上

AviUtlのメモリ不足は、PC全体のメモリが十分でも発生することがあります。これは32bitアプリケーション特有の制限によるもので、設定の最適化や専用プラグインの導入が重要です。
原因⑤ 入力プラグインの優先度設定
複数の入力プラグインを導入している場合、優先順位が適切でないとファイルが正しく読み込まれません。
解決:「ファイル」→「環境設定」→「入力プラグインの優先度の設定」で L-SMASH Works File Readerを上位に配置。一般的には「AVI/AVI2 File Reader」の次が安定とされています。
原因⑥ AviUtl本体やプラグインのバージョン不一致
AviUtl本体や導入プラグインが古い、または特定のプラグイン同士が競合すると、画像読み込みに問題が生じます。
解決:
- AviUtl本体(特に1.10以降)と主要プラグイン(L-SMASH Works等)を最新版に更新
- 不要なプラグインを一時的に無効化して、競合の特定
- 拡張編集プラグイン(exedit.aui)と関連プラグインのバージョン互換性を確認
- 解決しない場合はAviUtlの再インストールや、プラグインの再導入(その際は設定ファイルexedit.ini等のバックアップを取っておく)
6つの原因の優先度別チェック表
| No. | 原因 | 最初の確認 | 難度 |
|---|---|---|---|
| ① | 画像サイズが大きすぎる | 最大画像サイズの設定値 | ★ |
| ② | 画像フォーマット未対応 | JPEG/PNG/BMP以外じゃないか | ★★ |
| ③ | ファイルパス・名前問題 | 特殊文字・絵文字の有無 | ★ |
| ④ | メモリ不足 | タスクマネージャでメモリ使用率 | ★★ |
| ⑤ | 入力プラグイン優先度 | 優先度設定でL-SMASH Worksの位置 | ★★ |
| ⑥ | バージョン不一致 | 本体・プラグインのバージョン確認 | ★★★ |
多くのケースは 原因①(最大画像サイズ) で解決します。それでもダメなら順に②③④と切り分けていけば、ほぼ確実に原因が特定できます。
画像エラーの切り分けに時間を取られたくない人へ
AviUtlは32bitアプリの設計上、画像サイズ・メモリ・プラグイン優先度といった 切り分けポイントが多すぎる ソフトです。Premiere Pro は64bitネイティブで、8K画像/RAW/HEIC等もそのまま読み込み可能、メモリ管理も自動最適化。スペックの低いPCで困っているなら無料体験で動作を比較してみる価値があります。
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結論として:設定の見直しが鍵
AviUtlで大きな画像が読み込めないトラブルの大半は 「最大画像サイズ」設定の調整 で解決します。それでもダメなら、フォーマット→ファイル名→メモリ→プラグイン優先度→バージョンの順に切り分けるのが効率的です。32bitアプリ特有の制限はありますが、設定を理解すれば豊富な高解像度画像も問題なく扱えるようになります。
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