地球の裏からテキストがぐるりと回りこんできてドドーンと壮大なスケールでタイトルロゴが出てくるという有名すぎるタイトル表現は、一度は作ってみたいオープニングですよね。
ユニバーサル風の結婚式向けスライドショーを作っていたりとか、Youtubeのオープニングなどでキャッチーなオープニングを作りたいとお考えの方は、どのようにしてユニバーサル風のオープニングを作りますか?
クオリティに応じて作るアイデアや必要なソフトは変わってきますが、このページではできるだけ映像初心者の方でも取り組みやすい、簡単な方法をいくつかピックアップしてご紹介しています。
この記事で作るユニバーサル風のオープニングタイトル
とにかくユニバーサル風のオープニングタイトルが早く作りたいという方はテンプレートを先にダウンロードすることもできますよ。
ユニバーサル風オープニングの簡単な作り方
地球のような球体表現を作ることができて、さらにはその地球の裏にテキストを回り込ませることができる編集ソフトがあれば、この表現は意外と簡単に作ることができますよ。
ユニバーサル風オープニングタイトルの作り方
ソフト選び
ユニバーサル風のオープニングタイトルをゼロから自分で全部作りたいとお考えなら、まずはソフト選びが大切になります。
ユニバーサル風オープニングタイトルを作るときに必要な要素として・・・
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- 地球のような球体表現を作れること
- 地球のような球体表現の裏と表で前後関係を座標処理できること
- テキストを円形にアニメーションさせられること
- 可能であればテキストに厚みもつけられること
といった要素が必要になってきます。
ただ、AfterEffectsなら比較的簡単にできますので、AfterEffectsを使った作り方をザックりと見ていきましょう。
地図を球体化して地球を作る
まずは地図の画像を探してAfterEffectsの中に取り込み、CC Sphereエフェクトを適用しましょう。
CINEMA4Dといった3DCGソフトであれば球体を作って地球のテクスチャを張るだけで疑似的ではなくて実際の立体を作ることができますが、AfterEffectsのCC Sphereはあくまでも疑似的な表現なので違いがあります。
地球の裏にテキストを回り込ませる
地球の裏にテキストを回り込ませていきます。
テキストのアニメーションパスとしてその円形パスを指定してあげると、その円形パスに沿ってテキストが動くようになります。
テキストをぐるりと出して宇宙っぽい装飾をする
パスに沿って移動させるというのが最大のポイントなので、テキストのアニメーションパスとしてしっかり円形のパスを指定しましょう。
テキストのアニメーションに加えてカメラのアニメーション、背景の装飾をして完成です。
全然簡単じゃない!と感じられた方は次にご紹介するテンプレートがおすすめかもしれません。
差し替えるだけで映像が完成するユニバーサル風の簡単テンプレート3選
ユニバーサル風のオープニングタイトルをできるだけ簡単に作りたいとお考えなら、テンプレートを活用してみましょう。
テンプレートならテキストを入れ替えるだけですぐに完成なので、自分好みのタイトルを簡単に作ることができますよ。
テンプレートの使い方を確認
まずはテンプレートの使い方を確認しておきましょう。
テンプレート×AfterEffectsの無料体験版で作れば超お得にユニバーサル風のオープニングムービーを作れるのも魅力ですね。
ユニバーサル風のオープニングタイトルだけを手軽に作れるタイトルテンプレート
ユニバーサル風のオープニングタイトルだけを欲しいという場合には、タイトルを作成する専用のテンプレートがあります。
前述したユニバーサル風オープニングの作り方をそのまま実践したファイルになりますが、中の文字を自由に差し替えて編集することができるようになっています。
自力でユニバーサル風オープニングタイトルを作るのが難しい方は、テンプレートでサクッと作ってしまうのが最も早いかもしれませんね。
スライドショーも作れるユニバーサル風テンプレート
ユニバーサル風のオープニングタイトルを作る理由がスライドショーのタイトルとして活用するためであるならば、スライドショーを作成できるテンプレートをそのまま利用するのが最もお手軽な方法です。
社内でのイベント用スライドショーとか、忘年会や謝恩会や送別会、卒業スライドショーや卒団式といった、スライドショーがあると盛り上がるという場面でユニバーサル風のオープニングが付いたスライドショーを使うことができます。
ユニバーサル風オープニングタイトルをスライドショーで使いたいというケースでは、このテンプレートが最も簡単で手軽な方法です。
結婚式のオープニングムービーとしても使えるユニバーサル風のテンプレート
結婚式のオープニングムービーとしてユニバーサル風のオープニングタイトルを使いたいとお考えなら、こちらのテンプレートもお勧めです。
映画の予告編のようなBGMを加えてテンポよく緊張感のある紹介をしていくことができるので、新郎新婦の入場シーンを映画のように演出することができます。
ユニバーサル風のオープニングタイトルを結婚式で使いたいという場合には、このテンプレートが最も簡単な方法ですね。
本格的な作成は3DCGをしっかり勉強しましょう
ユニバーサル風のオープニングタイトルの作り方をざっくりと解説させて頂きましたが、自分に合った作り方は見つかりましたか?
本家の映像ではディティールはもちろん最大限にこだわった表現が作られていますが、素人の方や初心者の方が作るにはあまりにもレベルが違いすぎます。
もっと細かい部分にもこだわってユニバーサル風のオープニングを作りたいという方は、本格的に3DCGを勉強する必要がありますので3DSMAXやMAYA、CINEMA4DやBlenderのどれか1つをしっかり勉強してみましょう。
素人の方や初心者の方はひとまず「地球からテキストが出てくる」という要素だけを使って、もっとお手軽な方法でサクッと作ってしまいたいですね。
このページでご紹介したテンプレートは基本的に差し替えるだけなので、ご興味のなる方は是非ダウンロードして編集してみてくださいね。