ムービーメーカーは初心者の方でもとても簡単に利用できる動画編集ソフトなので、Microsoftからの正式なリリースがなくなった今でも利用しておられるユーザーはとても多くおられます。このムービーメーカーでは様々なファイル形式に対応しているので、動画編集をスムーズに行うことが出来ます。標準の状態では対応していないファイル形式が複数あって自分でプラグイン等を導入することでファイル形式が増える動画編集ソフトもあるので、標準で読み込めるファイル形式が多いムービーメーカーが使いやすいといえる大きなポイントでしょう。このページではムービーメーカーが対応するファイル形式についてリストアップしてご紹介しています。
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Windowsムービーメーカー 対応するファイル形式
ムービーメーカーでは様々なファイル形式に対応しています。概ね一般的に利用されているファイル形式はほとんど対応しているので、すぐに素材を取り込んでムービーメーカーでの動画編集をスタートできます。
読み込み側のファイル形式
動画の対応ファイル形式リスト
ムービーメーカーでは動画ファイルの読み込み可能なファイル形式もとても充実しています。一般的によく利用されているmp4形式が標準で対応しているという点も高く評価できるでしょう。デジカメやビデオカメラで撮影されるムービーのファイル形式はmp4やmovが人気があります。YoutubeやVimeoなどの動画共有サイトも2020年現在はmp4が利用されています。これらのファイル形式がムービーメーカーでは特別な処理なく標準で対応しているのは地味にありがたく評価できる点でしょう。
- 3GP
- AVI
- ASF
- M2TS
- MPEG
- MP4
- MKV
- MOV
- TS
- WMV
- VOB
ポイント:ファイル形式だけではなくコーデックもととても大切
動画ファイルのファイル形式はコンテナ形式と呼ばれる箱のような役割を持っています。これに対して動画のデータ量を軽くするために利用されるコーデックというのは動画を圧縮したり逆に伸張して元に戻す役割を担っています。動画の読み込みではファイル形式だけでなくてこのコーデックもとても大切です。仮にMOVファイル形式が読み込み可能であるといってもコーデックがphotoJpeg等であれば読み込み可能ですが、アルファチャンネルを付けられるanimationコーデックのMOVファイル等の場合にはムービーメーカーで読み込みが出来ません。
読み込みが出来ない事がコーデックに関する問題である場合にはコーデックパックと呼ばれる、メジャーなコーデックをパソコンにまとめて一括インストールできるパックを探してインストールすると良いでしょう。
音楽ファイルの対応ファイル形式
読み込み可能な音楽ファイルのファイル形式のリストです。音楽の読み込みの基本はおそらくmp4やwavといった形式でしょう。メジャーどころの音楽ファイル形式にもムービーメーカーは標準で対応しているので、音楽の読み込みで問題になるケースは少ないと思われます。BGMファイルも気兼ねなく取り込んでムービーメーカー内で編集に利用する事が出来ます。
- wma
- mp2
- mp3
- wav
- aiff
- m4a
- ogg
画像ファイルの読み込みファイル形式
ムービーメーカーで読み込み可能なファイル形式は以下の通りです。jpgやpng等の高画質なファイル形式に加えて、bmpやgifといったウィンドウズ標準のファイル形式やウェブでもよく利用されるファイル形式が利用できます。高画質な不画像ファイル形式が利用できるので、デジカメやスマホで撮影した高画質高解像度の写真もしっかりムービーメーカーで編集して活かすことが出来ます。
- JPEG
- PNG
- BMP
- GIF
- ICO
- TIFF
出力側のファイル形式
動画の出力ファイル形式
ムービーメーカーは読み込み側のファイル形式は充実していますが、出力側はそれほど得意ではありません。しかし出力できるファイル形式によく利用されているmp4形式があるのはとても助かるでしょう。非圧縮の超高画質での出力は出来ませんが、Youtubeなどにアップする動画としては全く問題の無い品質で出力することが出来ます。
- WMV
- MP4
画像の出力ファイル形式
ムービーメーカーでは動画編集のプレビュー画面をそのまま画像ファイル形式として出力することも出来ます。ムービーメーカーで作成したスライドショーやコメントをそのままスナップショットとして保存できる機能です。ブログへの投稿など画像としての出力が必要な方は重宝する機能でしょう。
- PNG
ムービーメーカーの対応ファイル形式はそれほど多くはない
ムービーメーカーでは読み込み側のファイル形式がとても充実しており、動画編集を行う上で困ることはあまりないでしょう。しかしムービーメーカーに様々なファイル形式の素材を読み込むことは出来ますが、肝心の編集機能はそこまで高くないというデメリットも持ち合わせています。出力側のファイル形式もmp4とwmvのみと少な目で尚且つ高圧縮なファイル形式となりますので、高画質なムービーをどうしても必要とするときには少し弱いと言えるでしょう。
他の動画編集ソフトでは読み込みファイル形式も出力ファイル形式ももっともっと充実しているものも多いですので、本格的に引き続き動画編集を続けられる方は他のソフトへの切り替えも視野に入れてみて良いかもしれません。