iMovieで撮影・編集した動画から 音声だけ を取り出して、MP3として保存したい場面は意外と多いものです。スピーチを文字起こししたい、BGM素材として使い回したい、結婚式の音声を記念に残したい — そんなとき、iMovieは 「フォーマット:オーディオのみ」 という1つの設定だけで動画から音声を分離できます。
本記事ではMac版iMovieで動画から音声を抽出するシンプルな4ステップ、MP3/AAC/AIFF/WAVの賢い使い分け、iPhone/iPad版での対応方法、そしてiMovieの音声抽出だけでは物足りないケースの代替手段までを順を追って解説します。
「インタビュー動画を撮ったので音声だけ抜き出して文字起こしに使いたいです。iMovieで開いて編集はできるのですが、音声ファイルとして保存するメニューが見つかりません。MP3で書き出す方法はありますか?」
Yahoo!知恵袋(動画編集カテゴリ・2024年秋頃)
本記事で習得できる3つのスキル
- iMovieで動画から音声を抽出する 4ステップ操作手順
- MP3 / AAC / AIFF / WAV を 用途別に使い分ける判断軸
- iPhone/iPad版で音声抽出する 3つの代替方法
iMovieはMacに標準搭載されているため、追加費用なしで動画から音声を抽出できるのが大きな強みです。ポッドキャスト素材やBGM素材として活用すれば、コンテンツの幅が一気に広がります。
iMovieから本格編集へステップアップ
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Adobe Expressを無料で試す結論:iMovieで音声を抽出するキー設定
iMovieからMP3を書き出すには、「共有」→「ファイル」→「フォーマット:オーディオのみ」→「ファイルフォーマット:MP3」の流れになります。動画書き出しの応用版なので、初めての方でも数分で習得できます。
Mac版iMovieで音声を抽出する4ステップ
抽出したい動画クリップを含むiMovieプロジェクトを開きます。新規なら動画を読み込んでプロジェクトを作成。準備ができたら画面右上の 「共有」ボタン(上向き矢印) をクリックします。

表示される共有メニューから 「ファイル」 を選択します。SNSアップロード系のメニューもありますが、音声ファイルを取り出す場合は必ず「ファイル」を選びます。

書き出し設定ダイアログで 「フォーマット」 が表示されます。初期値「ビデオとオーディオ」のままだと動画として書き出されてしまうので、必ず 「オーディオのみ」 に変更します。これが音声抽出のスイッチです。

「ファイルフォーマット」項目が表示され、MP3 / AAC / AIFF / WAV の4つから選択できます。用途に合った形式を選び、ファイル名と保存先を指定して「保存」をクリック。書き出しが完了すれば音声ファイルが手元に残ります。




「オーディオのみ」に設定することで、映像データを含まない純粋な音声ファイルとして書き出すことができます。これにより、ファイルサイズを大幅に削減し、音声データの管理がしやすくなります。
💡 別の選択肢として: iMovieで抽出した音声に ノイズ除去・音量正規化・声の補正 までかけたい場合、iMovie単体では限界があります。プロ向け音声編集ソフトのAdobe Auditionの7日間無料体験を使えば、iMovieで抽出した音声ファイルをそのまま読み込んで、ホワイトノイズ除去・反響除去・声の輪郭強調などのプロ仕様の処理が可能です。文字起こしや配信用音源を作る場合は導入する価値があります。
MP3 / AAC / AIFF / WAV — 用途別の選び方
iMovieが対応する4つの音声フォーマットには、それぞれ得意領域があります。「とりあえずMP3」で問題ない場面が大半ですが、判断に迷ったら下の表で決められます。
| 形式 | 特徴 | ファイルサイズ | 推奨用途 |
|---|---|---|---|
| MP3 | 最普及の圧縮形式・非可逆 | 小(数MB〜数十MB) | Web公開・ポッドキャスト・SNS共有・スマホ再生 |
| AAC | MP3より新世代の圧縮形式 | 小(MP3より高効率) | iTunes/Apple Music・Apple機器中心 |
| AIFF | Apple非圧縮・無劣化 | 大(CDレベル) | Mac環境でのプロ用編集・アーカイブ |
| WAV | Windows標準・非圧縮・無劣化 | 大(AIFFと同等) | Windows連携プロ編集・配信用納品 |

汎用性を最優先するならMP3、Apple製品での利用が主で高音質を求めるならAAC、音質劣化を一切許容しないプロフェッショナルな用途であればAIFF(Mac)またはWAV(Windows)を選ぶのが賢明です。
抽出した音声の活用シーン7選
動画から抽出した音声は、多彩な使い回しが可能です。実際にユーザーが活用している代表的なシーンを整理しました。
ポッドキャスト
講演・インタビュー動画の音声を編集して配信
BGM素材
自然音・環境音を別動画のBGMに再利用
文字起こし
会議・セミナー動画から音声化→議事録自動生成へ
効果音化
特徴的なシーンの音を効果音として活用
着信音・アラーム
お気に入りのフレーズをiPhone着信音に
SNS音声投稿
動画の音声部分のみ切り出してX/Threads等で共有
結婚式の音声記念
スピーチや誓いの言葉を音声記念として残す
結婚式のオープニングムービーや友人スピーチ動画から特定のシーンの音声を抽出し、別の用途で活用することも可能です。感動的なスピーチ部分だけを抜き出して、後でゆっくり聞き返せる記念オーディオクリップとして保存するといった使い方も人気です。
iMovieから動画を書き出す方法全まとめ
iMovieで丹精込めて作成したムービーは、最終的に動画ファイルとして書き出すことで、様々なデバイスでの視聴やオンラインでの共有が可能になります。iMovieは、単に動画を
iPhone/iPad版iMovieで音声抽出する3つの方法
残念ながら iPhone/iPad版のiMovieには「オーディオのみ」書き出しメニューがありません。それでも音声を取り出す方法は3つあります。
「iPhoneのiMovieで作った動画から音声だけMP3で取り出して使いたいです。Macは持っていません。スマホだけで完結する方法を教えてください」
——Yahoo!知恵袋「動画、映像」カテゴリ 2024年10月投稿
ショートカットアプリ
iOS標準の「ショートカット」アプリで動画→MP3変換を自動化。完全無料で完結
音声抽出アプリ
「音声抽出 – 動画からMP3作成」など、App Storeの専用アプリを使う
Mac経由
AirDropでMacに送り、Mac版iMovieで4ステップ抽出。最も高音質で安定
Macが手元にあるなら方法Cが最も確実です。スマホだけで完結したい場合は方法A(無料)→方法B(有料アプリ)の順で試すのが効率的です。
iMovieの音声抽出では物足りないとき:Adobe Auditionへステップアップ
iMovieは「動画から音声を抜く」というシンプルな抽出作業には十分ですが、抽出後に ノイズ除去・反響カット・声の補正・ピッチ変更 といった本格的な音声加工に踏み込もうとすると機能不足を感じます。
iMovie の音声機能
- 音声抽出
- ○ 標準対応
- ノイズ除去
- △ 簡易のみ
- 声の補正・反響除去
- ×
- マルチトラック編集
- ×
Adobe Audition
- 音声抽出
- ○ 高精度
- ノイズ除去
- ◎ AI自動除去
- 声の補正・反響除去
- ○ エンハンス機能搭載
- マルチトラック編集
- ○ 無制限
▶ 7日間無料体験あり(下記参照)
【無料体験で何ができる?】Adobe Auditionの7日間無料体験版では機能制限なく全機能を試せます。iMovieで抽出したMP3を読み込んでノイズ除去や音質補正を試し、結果に満足できるなら継続契約、不要なら期間内に解約すれば費用は発生しません。

Adobe Premiere Proなどの動画編集ソフトと連携することで、動画と音声のワークフローをシームレスに行うことができ、より効率的なコンテンツ制作が可能です。
その他の音声編集ソフト(参考)
Adobe Audition以外の選択肢として、用途や予算に応じて以下のソフトも検討できます。
- VideoProc Converter AI: Win/Mac両対応・動画と音声の一括処理に強い・買い切り型
- DaVinci Resolve: プロ向け統合ソフト・Fairlightという音声ポストプロダクション機能内蔵・無料版でも高機能
- Final Cut Pro: Apple純正・iMovieの上位版・買い切り型
- Filmora: 初心者向けGUIにAIボーカルリムーバー搭載・Win/Mac両対応
MacでiMovieの動画をDVDに焼く方法
iMovieで結婚式のプロフィールムービーを完成させたら、次は 式場で確実に再生できるDVD化。しかしiMovieはDVD書き出し機能を持っていないため、別途「オーサリング」工程
よくある質問とトラブルシューティング
Q1. iPhone版iMovieで音声だけを抽出できますか?
iPhone版iMovieには「オーディオのみ」書き出し機能が ありません。代わりにiOS標準の「ショートカット」アプリで動画→MP3変換を自動化するか、App Storeの音声抽出アプリを使ってください。
Q2. 抽出した音声の音質を後から向上させるには?
iMovieの抽出時には音質向上設定はありません。元動画の音質がそのまま反映されます。ノイズ除去・音量正規化・周波数補正で音質を改善したい場合はAdobe Auditionなどの専門ソフトを使います。
Q3. Windowsでも同様の音声抽出はできますか?
iMovieはmacOS/iOS専用です。Windowsでは VideoProc Converter AI / DaVinci Resolve / Shotcut / OpenShot など同等以上の動画→音声抽出機能を持つソフトが多数あります。HandBrakeでも音声のみ抽出が可能です。
Q4. 動画の一部のシーンの音声だけ抽出したい場合は?
iMovieのタイムラインで対象クリップを選択し、不要な部分をトリミング(カット)してから音声抽出します。または動画クリップを右クリック→「音声を切り離す」で映像と音声を分離し、必要な音声だけを別クリップとして扱うことも可能です。
Q5. 音声抽出がエラーで失敗するとき
次の順で試します:① iMovieを再起動、② Macを再起動、③ 動画ファイル自体の破損確認(別の動画で試す)、④ iMovie/macOSを最新版へアップデート、⑤ 保存先の空き容量を確認(非圧縮形式では大容量必要)。
音声を本格的に編集したい人へ:Adobe Audition
iMovieで抽出した音声に対して、ノイズ除去・反響カット・声の明瞭化・音量調整 までかけたい場合、Adobe Auditionなら抽出から仕上げまで一貫して完結できます。AI支援のノイズ除去機能でホワイトノイズや風切り音を ワンクリックで自動除去 でき、配信用・文字起こし用の音源品質が劇的に向上します。
初めての方は7日間の無料体験から始められます。
結婚式ムービーをテンプレートで簡単作成
fu-non.netのAfter Effectsテンプレートなら、写真を差し替えるだけでプロ品質のムービーが完成。無料お試し版で事前にクオリティを確認できます。
まとめ
iMovieで動画から音声を抽出する手順は 「共有」→「ファイル」→「フォーマット:オーディオのみ」→「ファイル形式:MP3」 の4ステップで完結します。書き出し形式はMP3が最も汎用性が高く、迷ったらこれで間違いありません。Apple機器中心ならAAC、プロ用途ならAIFF/WAVを選びます。
iPhone/iPad版にはこの機能がないので、ショートカット・専用アプリ・Mac経由の3方法から状況に応じて選びます。さらにノイズ除去や音質補正まで踏み込むなら、Adobe Auditionのような専門ソフトの無料体験でステップアップすることも検討できます。
クイックリファレンス:キー画面の振り返り
iMovieの音声抽出で迷ったときに見返したい2つのキー画面です。


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Adobe Auditionでは音声の抜き出しと保存だけではなく、ノイズを消したり、エコーやリバーブなどのエフェクトを追加したりなど音声の編集が出来ます。声を変えて女性を男性に変えたりといった編集も出来ます。動画内の音声を編集してまた動画として出力し直すことも出来ます。