結婚式当日に流す2人の生い立ちから挙式までをまとめたプロフィールムービー。
披露宴の終盤に、両親への「成長」と「感謝」を込めたプロフィールムービーを使うと感動的なシーンがさらに盛り上がりそうですね。
今回は、プロフィールムービーの両親へのメッセージについて、
・メッセージの例文
・コメントで注意するポイント
について紹介していきます。
ぜひ最後までお読みいただき参考にしてください。
プロフィールムービーの両親へのメッセージの入れ方
両親へのプロフィールムービーは、落ち着いたデザインとバラード中心のBGMで作成すると、より感動的に仕上がりますね。では、ムービーにのせるコメントはどのような内容がよいか考えていきましょう。
両親へのメッセージを入れるシーンはどこ?
結婚披露宴の進行上、中盤での数々のイベントが終わり、終盤になるタイミングで流すことが多いです。
終盤には、新婦からご両親への手紙や花束贈呈のような「両親への感謝」を伝える場面がありますね。その場面の前にムービーを流して感動的な雰囲気を作り、その後の新婦からの手紙へと続けていくパターンが人気です。
メッセージの長さは?丁度いいのは何文字?
写真1枚の表示が8~10秒だとすると、のせる文字は20~25文字がちょうど良いでしょう。
メッセージが長すぎると、読むことに集中してしまって写真を見る時間がなくなってしまいます。それれに文字が多すぎると、写真にかぶってしまいせっかく選んだ写真が見にくくなってしまいます。
どんなメッセージがおすすめ?
ムービーに使う写真を選んでいくと、たくさんの思い出がよみがえってきますよね。伝えたいこともたくさん浮かんでくると思います。一番伝えたいことが伝わるようにメッセージを考えるのは難しいものです。
言葉選びも大切です。素直な感謝の言葉やエピソードが良いでしょう。
次に、実際によく使われているメッセージを紹介していきます。
そのまま使える!プロフィールムービーの両親へのコメント例文10選
いくつかコメントを考えてみました。例文はそのまま使えるように句読点や忌み言葉を除いてあります。例文のコメントを参考に思い出深いエピソードを自分の言葉で考えてアレンジするのもおススメです。
・お父さんお母さん 今まで本当にありがとう
・二人のように支えあえる夫婦になれるよう頑張ります
・お父さん 休みの日にいつも一緒に遊んでくれてありがとう
・いつも早起きして お弁当を作ってくれてありがとう
・いつもわがままばかりで 困らせてごめんね
・仕事が大変でも誕生日には早く帰ってきてくれて うれしかったよ
・私も自慢のお母さんのようになれるよう 頑張るね
・ひとり親として立派に育ててくれとこと 誇りに思っています
・お父さんお母さん これからも私達を応援していてね
結婚式ムービーのコメントで注意するべきポイント
忌み言葉といって、お祝い事に使用すると縁起が悪いと言われている言葉や漢字、言い回しがあります。
そのような言葉は若い世代ではそれほど気にすることはありませんが、お世話になった先輩や上司、年配の方が出席する結婚式ではなるべく避けたほうが良いでしょう。
では、どのような言葉に気を付けたらよいのか見ていきましょう。
忌み言葉・縁起の悪い言葉を使わない
忌み言葉や縁起の悪い言葉には次のようなものがあります。
【不幸を連想させる言葉の例】
相次ぎ、飽きる、痛い、おしまい、落ちる、滅びる、欠ける、消す、最後、死ぬ、耐える、破る、割る、など。
【別れを連想させる言葉の例】
失う、終わる、返す、帰る、切れる、去る、離れる、ほころびる、ほどける、別れる、など。
また、重ね言葉もお祝いごとにふさわしくないと考えられています。
同じ言葉を繰り返す言葉が「結婚を繰り返す」と再婚を連想させるからです。
【重ね言葉の例】
返す返す、重ね重ね、くれぐれも、しばしば、重々、たびたび、次々、どんどん、またまた、など。
ですが、「どんどん」や「だんだん」などの重ね言葉の後に良い言葉が続くのであれば、あまり気にしなくても良いようです。
句読点や記号を使わない
文と文を区切る記号、文の終わりを示す記号の「、」や「。」の句読点も「お祝いごとには終止符を打たない」という意味で避けたほうがベターです。
一文が長くなったり、読みにくくなったりしてどうしても区切りが必要な時は、スペースや行間を変えて調整しましょう。プロフィールムービーのようなコメントを考える際には特に注意が必要です。
まとめ
プロフィールムービーでの両親へのコメントについて、コメントの長さや内容、流すシーンなどについて紹介しました。
コメントには、幅広い年代の方々が出席する披露宴なので使う言葉にも気配りが必要ですね。
プロフィールムービーを見る人はどのようなムービーだと心に響くでしょうか。結婚するお2人が、成長する中でどんなことを感じていたのか、今どんな思いでいるのか、素直な気持ちが見ている人の心を動かすのだと思います。
コメント作りは大変な作業ですが、感動的な涙溢れる結婚式になるよう願っていますね。