結婚式のエンドロール曲選び完全ガイド:適切な長さと編集方法を徹底解説

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結婚式のクライマックスを彩るエンドロールは、ゲストへの感謝の気持ちを伝え、感動的な一日を締めくくる大切な演出です。その感動を最大限に引き出すためには、映像にぴったりの「曲選び」が欠かせません。しかし、曲の長さ、編集方法、そして最も重要な「著作権」の問題など、考慮すべき点は多岐にわたります。

この記事では、ブライダル業界のプロが、結婚式のエンドロール曲選びから、適切な長さ、効果的な編集方法、そして見落としがちな著作権の注意点まで、あなたの疑問をすべて解決します。最高の感動を呼ぶエンドロールを制作し、ゲストの心に深く刻まれる一日を演出するための完全ガイドをお届けします。

結婚式エンドロールの基本と種類:感謝を伝える最後のメッセージ

結婚式のエンドロールは、披露宴の終盤に上映される映像で、当日撮影されたばかりの映像や、新郎新婦の生い立ち、ゲストへのメッセージなどを盛り込み、参列者全員の名前を流すのが一般的です。このエンドロールの質は、結婚式全体の印象を大きく左右すると言っても過言ではありません。

なぜなら、エンドロールはゲストが会場を後にする直前に目にするものであり、結婚式の余韻を決定づけるからです。選曲一つで、感動的な雰囲気を高めたり、明るく楽しいムードで締めくくったりと、その効果は絶大です。

エンドロールは、新郎新婦からゲストへの「ありがとう」を伝える最後のメッセージボードです。選曲は、そのメッセージの「トーン」を決める重要な要素となります。

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エンドロールの種類と特徴

エンドロールには、主に以下の3つの種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分たちの結婚式に最適なスタイルを選びましょう。

  • 撮って出しエンドロール:結婚式当日の挙式から披露宴中盤までの映像を、その場でプロの編集者がスピーディーに編集し、披露宴の最後に上映するスタイルです。当日の感動やゲストの笑顔、涙をすぐに共有できる点が最大の魅力です。
  • 事前制作エンドロール(通常のエンドロール):事前に撮影した映像や写真、メッセージなどを編集し、結婚式当日に上映するスタイルです。生い立ちムービーや前撮り映像などを活用できます。
  • 自作エンドロール:新郎新婦自身で企画、撮影、編集まで全てを行うスタイルです。費用を抑えたい場合や、自分たちのこだわりを最大限に反映させたい場合に選ばれます。

結婚式エンドロール曲選びの極意:失敗しないための7つのポイント

エンドロールの曲選びは、結婚式の印象を大きく左右する重要な要素です。後悔しないために、以下のポイントをしっかり押さえましょう。

1. 歌詞のメッセージ性:結婚式にふさわしい言葉を選ぼう

エンドロールはゲストへの感謝を伝える場であるため、歌詞の内容は非常に重要です。感謝や愛情、未来への希望など、ポジティブなメッセージが込められているかを確認しましょう。

「ありがとう」がストレートに伝わる歌詞の曲は、エンドロールに最適です。

【ワンポイントアドバイス】NGな歌詞・曲の背景に注意!
曲調が良くても、歌詞やタイトル、またはその歌ができた背景が結婚式にふさわしくない場合があります。「別れ」「最後」「失恋」「悲しみ」「死」などを連想させる曲は避けるのが無難です。例えば、一青窈の「ハナミズキ」は美しいメロディですが、9.11の後に戦争で亡くなった人々へ向けて作られた楽曲であるため、結婚式にはあまりおすすめできません。

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歌詞はエンドロールの「声」です。ゲストに伝えたいメッセージと合致しているか、必ず確認しましょう。

2. テンポと雰囲気:感動的?明るい?理想の締めくくりをイメージ

感動的なバラード、明るく楽しいアップテンポ、落ち着いたインストゥルメンタルなど、結婚式の締めくくりにどのような雰囲気を演出したいかを考えます。披露宴全体の流れや、新郎新婦の個性に合わせて選びましょう。

3. 新郎新婦の思い出:二人だけの特別な一曲

二人にとって思い出深い曲や、出会いやこれまでの道のりを象徴する曲を選ぶと、よりパーソナルな感動が生まれます。ゲストにも二人のストーリーが伝わりやすくなります。

4. ゲスト層への配慮:幅広い世代が楽しめる選曲

幅広い年代のゲストが楽しめる、耳馴染みの良い曲を選ぶことも大切です。特に年配のゲストが多い場合は、誰もが知っているクラシックな曲や、インストゥルメンタルなども検討すると良いでしょう。

5. 曲の長さと映像のバランス:理想は「4分から6分」

エンドロールの曲選びにおいて、最も悩ましい点の一つが「適切な長さ」です。長すぎても短すぎても、せっかくの感動が半減してしまう可能性があります。一般的に、結婚式のエンドロールに最適な曲の長さは4分から6分程度とされています。

この長さであれば、当日の感動的なシーンを網羅しつつ、ゲストに飽きさせないテンポの良い構成が可能です。

  • 4分未満の場合:映像に盛り込みたいシーンが多すぎると、駆け足になり、一つ一つのシーンの感動が伝わりにくくなる可能性があります。
  • 6分を超える場合:ゲストが集中力を保ちにくくなり、冗長に感じさせてしまうリスクがあります。特に、披露宴の終盤でゲストが疲れていることを考慮すると、長すぎるエンドロールは避けるべきでしょう。
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4分から6分の曲が理想的!これでバランスの取れたエンドロールを作りましょう。

6. 著作権のクリア:合法的な利用は必須

市販の楽曲を使用する場合、著作権の処理は必須です。これを怠ると、著作権侵害となり、法的な問題に発展する可能性があります。詳細は後述の「必須知識!結婚式エンドロール曲の著作権完全ガイド」で詳しく解説します。

7. 映像とのシンクロ:感動を最大化する演出

選んだ曲と映像をいかに美しくシンクロさせるかが、エンドロールの完成度を大きく左右します。曲の盛り上がりに合わせて映像のハイライトを配置するなど、一体感を意識しましょう。

映像と曲のバランスは、エンドロールの「呼吸」を決めます。曲の盛り上がりに合わせて映像のハイライトを配置するなど、一体感を意識しましょう。

【2025年最新版】感動を呼ぶ!結婚式エンドロールおすすめ曲リスト

エンドロールの曲選びは、新郎新婦の個性や結婚式のテーマを反映させる大切な要素です。ここでは、2025年最新の人気曲や定番曲をジャンル別にご紹介します。

邦楽バラード:心に響く感動のメロディ

アーティスト名 曲名 おすすめポイント
MISIA アイノカタチ feat. HIDE (GReeeeN) 愛があふれる祝福ソングで、友達と楽しく過ごした後のエンドロールに最適。
Official髭男dism 115万キロのフィルム 二人の人生を映画に例えた歌詞が感動的。
Official髭男dism Stand by You 「ずっと君を支える」という歌詞が結婚式にぴったり。
福山雅治 家族になろうよ 甘く優しい歌声と「家族になろうよ」というサビが、家族の絆を再確認させてくれる。
絢香 ありがとうの輪 感謝の気持ちがストレートに伝わる歌詞で、温かい雰囲気を演出。
JUJU やさしさで溢れるように 優しく包み込むような歌声と歌詞が、感動的な締めくくりに。
ONE OK ROCK Wherever you are ストレートな想いを歌ったラブソング。ゆったりとしたメロディーが心に染みる。
MONKEY MAJIK ただ、ありがとう ゲストへの感謝を伝えるエンドロールにぴったりなミディアムテンポの曲。
桑田佳祐 明日晴れるかな 未来への希望を感じさせる歌詞とメロディが、感動的な余韻を残す。
Mrs. GREEN APPLE Soranji 静かな歌い出しから壮大なサビへ。感動が心の奥から湧き上がるようなメロディー。
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洋楽バラード:洗練された雰囲気と普遍的な愛

アーティスト名 曲名 おすすめポイント
Ed Sheeran Perfect ロマンチックな歌詞とメロディで、世界中で愛されるウェディングソング。
John Legend All of Me 愛する人への深い愛情を歌い上げた、感動的なバラード。
Adele Make You Feel My Love 心に染み渡る歌声と歌詞が、温かい感動を呼ぶ。
Celtic Woman You Raise Me Up 美しい歌声と「あなたが私にがんばる力をくれる」という歌詞が、感謝を伝えるのにぴったり。
Blue The Gift 槇原敬之が提供した楽曲で、幸せとは相手に与えることで得られるという深い歌詞が心に響く。
Taylor Swift The Best Day 家族への感謝を歌った温かい曲。
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アップテンポ・明るい曲:笑顔と希望に満ちた締めくくり

アーティスト名 曲名 おすすめポイント
Bruno Mars Marry You 結婚式の定番ソング。明るく楽しい雰囲気で締めくくりたい場合に最適。
Maroon5 Sugar 明るい曲調で、楽しかった結婚式の余韻に浸れる一曲。
Jason Mraz I’m Yours 軽快なリズムと温かい歌声が、アットホームで和やかなエンドロールにぴったり。
sumika Lovers ISUMの結婚式使用リクエスト楽曲で1位を獲得した人気曲。明るいエンドロールに最適。
Little Glee Monster 世界はあなたに笑いかけている 明るく前向きなメッセージが、ゲストを笑顔にする。
Vaundy 花占い 明るく軽快なメロディーが会場を包み込み、日常の幸せを歌う。
星野源 アップテンポなメロディと前向きな歌詞が印象的。楽しい雰囲気を演出したい方に。
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インストゥルメンタル:映像の美しさを際立たせる

歌詞がないため、映像の邪魔をせず、より映像の美しさやメッセージ性を際立たせることができます。著作権フリーの選択肢も豊富です。

  • 久石譲の楽曲(映画「ジブリ」作品のサウンドトラックなど)
  • 洋画のサウンドトラック(壮大なオーケストラ曲など)

ジャンル別おすすめ曲

  • ディズニー系の曲:夢と魔法の世界観で、ロマンチックな雰囲気を演出したい場合に人気です。
  • ジブリ系の曲:温かく優しいメロディで、アットホームな雰囲気を演出したい場合に選ばれます。
  • ジャニーズ系の曲:幅広い世代に認知度が高く、爽やかでポップなラブソングが多いです。

必須知識!結婚式エンドロール曲の著作権完全ガイド

結婚式のエンドロールで市販の楽曲を使用する場合、著作権の処理は必須です。これを怠ると、著作権侵害となり、法的な問題に発展する可能性があります。

なぜ著作権処理が必要なのか?

市販されている楽曲には、作詞家、作曲家、音楽出版社などに「著作権」が存在します。また、レコード会社や歌手・演奏家には「著作隣接権」があります。これらの楽曲を結婚式のエンドロールムービーに使用し、公衆の場で上映することは「著作権法上の複製権および公衆送信権の侵害」にあたる可能性があります。

著作権侵害は、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性があります。友人などの制作、報酬の有無、自作の場合も同様です。

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無断使用は絶対にNG!著作権処理を怠ると、最悪の場合、上映中止や損害賠償請求のリスクがあります。必ず事前に確認しましょう。

ISUM(アイサム)とは?利用許諾の取得方法

日本の著作権管理団体であるJASRAC(日本音楽著作権協会)や、ブライダル業界に特化した著作権管理を行うISUM(一般社団法人音楽特定利用促進機構)を通じて、適切な利用許諾を得る必要があります。

特に、プロフィールムービーやエンドロールなどの映像演出に楽曲を使用する際は、ISUMを通じて許諾を得るのが一般的です。

1. 式場・映像制作会社に依頼する場合

多くの結婚式場や提携の映像制作会社は、ISUMと契約しており、楽曲の利用許諾手続きを代行してくれます。この場合、新郎新婦は特に手続きをする必要がなく、安心して楽曲を使用できます。利用料はプランに含まれているか、別途請求されるかを確認しましょう。

2. 自作する場合

自分でエンドロールムービーを制作する場合でも、著作権処理は必要です。ISUMのウェブサイトから楽曲の利用申請を行い、許諾を得る必要があります。ISUMのデータベースに登録されている楽曲であれば、比較的容易に手続きが可能です。

【ワンポイントアドバイス】ISUMに登録されていない楽曲の場合
ISUMに登録されていない楽曲は、個別に著作権者(作詞家、作曲家、音楽出版社、レコード会社など)へ連絡し許諾を得る必要があります。これは非常に手間がかかるため、ISUM登録曲から選ぶのが現実的です。

著作権フリー音源の活用

市販の楽曲ではなく、著作権フリーの音源を使用するという選択肢もあります。

  • メリット:著作権処理の手間や費用がかからない。
  • デメリット:楽曲の選択肢が限られる、イメージに合う曲が見つかりにくい場合がある。
  • 探し方:著作権フリー音源を提供するサイト(例:DOVA-SYNDROME、甘茶の音楽工房など)で探すことができます。利用規約をよく確認し、商用利用が可能なものを選びましょう。

著作権フリー音源は、費用を抑えたい場合や、オリジナリティを追求したい場合に有効な選択肢です。ただし、必ず利用規約を確認し、商用利用が可能か、クレジット表記が必要かなどをチェックしましょう。

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プロ級の仕上がりへ!エンドロールの編集方法とタイミング合わせ

選んだ曲と映像をいかに美しくシンクロさせるかが、エンドロールの完成度を大きく左右します。

自分でできる簡単な曲編集の方法

専門的な知識がなくても、無料の音楽編集ソフトを使えば、基本的な編集は可能です。

  • おすすめソフト(PC):
    • iMovie:Macユーザーなら無料で利用でき、直感的な操作で簡単にエンドロールを作成できます。
    • Audacity:Windows, macOS, Linuxに対応した無料のオープンソース音声編集ソフト。カット、フェードイン・アウト、音量調整など基本的な機能が充実しています。
    • DemoCreator:操作性・機能性・コストパフォーマンスに優れたオールインワンソフト。エンドロールテンプレートや音楽素材も充実しています。
  • おすすめアプリ(スマホ):
    • PowerDirector:スムーズに動画をつなぎ合わせたり音楽を追加したりでき、エンドロールの背景やテキストも自由にカスタマイズ可能。
    • CapCut:流行りの動画が作れ、エンドロールの作り方もシンプルで直感的に操作できます。

基本的な編集テクニック:

  • カット:曲の不要な部分を削除し、長さを調整します。
  • フェードイン・フェードアウト:曲の始まりと終わりに音量を徐々に上げ下げする効果をつけ、自然な印象にします。
  • 音量調整:映像の音声とのバランスを考慮し、適切な音量に調整します。
  • テロップ挿入:ゲストの名前やメッセージを、見やすいフォントとサイズで適切なタイミングで表示します。

Audacityのダウンロードはこちらから

プロに依頼する場合の編集サービス紹介

「自分で編集する時間がない」「より高品質なエンドロールにしたい」という場合は、プロの映像制作会社やフリーランスのクリエイターに依頼するのがおすすめです。

メリット デメリット
高品質な仕上がり(映像と音楽の完璧なシンクロ、美しい色補正、洗練されたテロップなど) 費用がかかる
手間と時間の削減(忙しい結婚式の準備期間中に、映像制作の手間を大幅に省ける) 自分たちのこだわりを反映しにくい場合がある
著作権処理の代行(多くの業者が代行してくれるため安心) 業者選びに時間がかかる場合がある

【ワンポイントアドバイス】依頼先の選び方
結婚式専門の映像制作会社や、ブライダルムービーの実績が豊富なフリーランスを探しましょう。過去の作品例を確認し、自分たちのイメージに合うかどうかを判断することが重要です。ココナラなどのスキルマーケットも、プロに直接依頼できる選択肢として人気です。

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プロに依頼することで、手間を省きつつ高品質なエンドロールが実現します。予算と相談しながら検討しましょう。

映像と曲のタイミング合わせの基本テクニック

映像と曲を完璧にシンクロさせることで、エンドロールの感動は飛躍的に高まります。

  • 曲のリズムやテンポに合わせる:映像の切り替えやシーンの展開を、曲のビートやリズムに合わせて行います。特にアップテンポの曲では「音ハメ」を意識すると、より一体感のある映像になります。
  • サビや盛り上がりに重要なシーンを配置:曲のサビやクライマックスに合わせて、挙式の誓いのキス、指輪交換、披露宴での感動的なスピーチなど、最も印象的なシーンを配置すると、視覚と聴覚の両方から感動が押し寄せます。
  • イントロ・アウトロの活用:
    • イントロ:新郎新婦の入場シーンや、当日の朝の準備風景など、これから始まる物語を予感させるシーンを配置します。
    • アウトロ:ゲストの名前がすべて表示された後、新郎新婦からの感謝のメッセージや、二人の未来を象徴するような締めくくりの映像を配置し、余韻を残します。
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曲のサビに合わせて感動的なシーンを配置することで、エンドロールが一層引き立ちます。映像と音楽の一体感を意識しましょう。

自作?プロ依頼?結婚式エンドロール制作の賢い選択

エンドロール制作は、自作するかプロに依頼するかで、準備の手間や費用、クオリティが大きく変わります。それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分たちに合った方法を選びましょう。

自作エンドロールのメリット・デメリット

メリット デメリット
費用を大幅に抑えられる 時間と手間がかかる
自分たちのこだわりを最大限に反映できる プロのような高品質な仕上がりは難しい場合がある
制作過程も思い出になる 著作権処理を自分で行う必要がある
結婚式直前の忙しい時期に負担が増える

【こんな人におすすめ】
時間と労力をかけられる人、動画編集のスキルがある人、費用を最大限に抑えたい人。

プロ依頼エンドロールのメリット・デメリット

メリット デメリット
高品質でプロフェッショナルな仕上がり 費用がかかる
手間と時間がかからない(結婚式準備に集中できる) 自分たちのこだわりを伝えきれない場合がある
著作権処理を代行してくれるため安心 業者選びに時間がかかる場合がある
当日のトラブルリスクが低い

【こんな人におすすめ】
忙しい人、動画編集が苦手な人、最高のクオリティを求める人、著作権処理に不安がある人。

費用相場比較:式場・外注業者・自作

エンドロールの費用は、依頼先や内容によって大きく異なります。

  • 式場に依頼:最も高価な傾向にあり、10万円〜20万円以上が目安です。提携業者に依頼するため、安心感はありますが、選択肢が限られる場合があります。
  • 外注業者に依頼:式場よりは費用を抑えられることが多く、5万円〜15万円程度が目安です。ココナラなどのスキルマーケットでは、7,000円〜25,000円程度で依頼できるケースもあります。
  • 自作:最も費用を抑えられます。素材費やソフト代(無料ソフトなら0円)のみで、数千円〜数万円程度で制作可能です。

費用とクオリティ、手間のバランスを考慮し、自分たちに最適な選択をしましょう。結婚式までの期間に余裕がある場合は、一度自作を試してみて、難しければプロに依頼するという方法も有効です。

失敗しない!エンドロール制作の具体的な流れとヒント

最高の結婚式エンドロールを制作するための具体的なステップと、成功のヒントをご紹介します。

制作ステップ

  1. コンセプト決定:どのような雰囲気のエンドロールにしたいか(感動的、明るい、スタイリッシュなど)を新郎新婦で話し合い、明確にします。
  2. 曲選び:コンセプトに合った楽曲を選び、著作権処理の方法を確認します。
  3. 映像素材の選定・準備:当日撮影された映像の中から、エンドロールに使用したいシーンを厳選します。前撮りや幼少期の写真などを加える場合は、事前に準備しておきます。
  4. 編集(曲と映像の同期):選んだ曲に合わせて映像を編集し、テロップ(ゲストの名前、メッセージなど)を挿入します。
  5. 最終チェック:上映前に必ず、音量、映像の乱れ、テロップの誤字脱字、著作権表示などを複数人で確認します。

成功のポイント

  • 早めの準備:結婚式の準備は多岐にわたるため、エンドロール制作は後回しになりがちです。しかし、余裕を持って取り組むことで、焦らず納得のいく作品に仕上げることができます。遅くとも結婚式の2~3ヶ月前には曲選びを始め、1ヶ月前には映像編集に取り掛かるのが理想です。
  • ゲストへの感謝を忘れずに:エンドロールは、ゲストへの感謝の気持ちを伝えるためのものです。映像やテロップに、感謝の言葉を盛り込むことを意識しましょう。
  • 感動の共有:当日の感動的なシーンを効果的に使用し、ゲストと一緒に感動を共有できるような構成を目指しましょう。
  • プロの意見も参考に:迷ったときは、式場スタッフや映像制作会社に相談してみるのも良いでしょう。プロの視点からのアドバイスは、クオリティ向上に役立ちます。

この記事が、あなたの結婚式エンドロール制作の一助となれば幸いです。最高の感動を、大切なゲストと共に分かち合ってください。

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